1969年7月20日。 世界中が歓喜に沸いていた夜。
偉業を称えるアナウンサーの声も、月面の映像も、 僕にはどこか遠い世界の「絵空事」のように思えた。
ブラウン管の光は、現実味を欠いて部屋を照らしていた。